前回に引き続き、今回はTシャツなどの着替えについての子どもたちの様子を見て頂きたいと思います。
ズボンの着替えが終わると、Tシャツや肌着の着替えを行います。ズボンと異なり、上の着替えには少し苦戦している子どもたち。
自分でやりたい気持ちと上手くいかない気持ちで涙を流す様子も見られますが、少し手伝うと「できた!」と満面の笑顔になり成功体験を味わっています。
保育園では、右手→左手の順に脱いだり、着たりするようにしており、その際に「みーぎて!ひだりーて!」と声を掛けながら行っています。
袖から手を抜くことが難しい子どもには、袖を一緒に持つことで少しでも“自分でできた!”と言う達成感を味わえるようにしています。また、右手の袖は一緒にすることで左手は「自分で!」と自分でしたい、してみようとする子どもの姿も増えてきています。
Tシャツや肌着を着る際には、イラストやリボン、ワンポイントを目印にして「リボンがお腹だよ。」、「きゅうきゅうしゃが背中だよ。」と言いながら教えています。
中には、「こっち!」と前後逆が良いというお子さんもいるので一度本人の思うように着てもらってしばらくしてから、「くるくるしよう♪(反対にしよう)」と誘うことで正しく着直すこともあります。
ぜひ、子どもたちに聞きながらご家庭でも同じやり方で着替えに取り組んでみてください♪また、家庭での着替えで困っていること、悩んでいることなどがあれば、教えて頂けたらと思います。